この度,全国ICT教育首長協議会設立総会において,初代会長を拝命いたしました佐賀県多久市長の横尾俊彦です。役員を代表いたしましてご挨拶をさせていただきます。
まず,「全国ICT教育首長協議会」の設立までの経緯をご説明いたします。協議会の始まりは,品川・郡山市長,市原・つくば市長,西川・荒川区長,市瀬・喬木村長,倉田・箕面市長,小松・武雄市長,内山・山江村長そして私の8名が発起人となり,昨年11月10日つくば市において「つくば市ICT教育全国首長サミット」を開催し,未来の子供たちのために行政と教育委員会が連携してICT教育などの教育水準の向上と魅力あるまちづくりを推進するための「ICT教育全国首長サミットつくば宣言」を採択いたしました。
その後,この「つくば市ICT教育全国首長サミット」を1回のイベントで終わらせることなく,「全国ICT教育首長協議会」として立ち上げたらどうかと,大きな反響をいただくことになりました。また,本協議会の立ち上げについては,文部科学省が主催する「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」においてもその意義が位置付けられました。
その後,ご賛同を多数いただき,発起人として,新たに橋川・草津市長と山下・葛城市長が加わり,8月3日に「全国ICT教育首長協議会」設立発表会を,東京・秋葉原コンベンションホールで開催することができました。
そして,設立の準備が整い,「全国ICT教育首長協議会」の第1回総会を,さる10月19日に東京・機械振興会館におきまして開催することができました。理事に立候補いただきました細江岐阜市長を含め,107の自治体首長の皆様のご参加を得まして,今日に至っております。
協議会が行う活動の柱となるものは,総会において承認されました,4つの活動を主体にしてまいります。